業務用空気清浄機はタイプ別に特徴が異なる!それぞれのメリットとは

公開日:2023/02/01   最終更新日:2023/02/07

冬場は菌やウイルスが活発に活動するため、店舗やオフィスには空気清浄機を設置したいものです。業務用空気清浄機はタイプによりメリットが異なるため、用途により選択するとよいでしょう。この記事では、業務用空気清浄機のタイプごとの特徴やメリットについて解説しているため参考にしてみてください。

床置きタイプの特徴

床置きタイプは一般的に縦長の形状で、床に設置して使用します。床置きタイプのメリットは、据付が簡単であることです。方法は、製品を購入し、必要な場所に設置するだけです。

さらに、メンテナンスが簡単であることもメリットです。人の手が届く所にフィルターが設置されているため、清掃や交換の際に手間取りません。加湿器が一体化している製品も多く、多機能であることも床置きタイプならではのメリットです。

ポイントは、空気の循環効率を考え、なるべく壁際中央に設置しましょう。人が持ち込むホコリや汚れ、花粉などを素早く除去するため、部屋の出入り口に設置するのもよいでしょう。

ただしデメリットとして、自動販売機ほどの大きさを確保する必要があるため、設置場所を考慮する必要があります。空気清浄機の吸込口および吹出口を開放しなければならず、周囲の物の配置を考えることが求められます。

天吊り・天井埋め込みタイプの特徴

天吊り・天井埋め込みタイプは、天井に配置する空気清浄機です。天井に配置する空気清浄機は、床置きタイプと違い場所を取りません。限られたスペースしか確保できない小さなオフィスや、薬局、店舗などでは非常に有効です。

また、床置きタイプと異なり配線が露出しないため、人に引っかかって転倒するといった心配がなく、安全に通行できます。

さらに、天井と一体化したタイプも多く、デザイン性が高いのが特徴です。周囲と調和し、内装のコンセプトを乱すことがありません。おしゃれな店舗や、雰囲気のよいカフェなどでは天吊り・天井埋め込みタイプがおすすめです。LED照明と空気清浄機が一体化したタイプもあるなど、天井をよりすっきりと整えることもできるタイプです。

デメリットは、設置の手間がかかることが多いです。天井への設置工事に加え、スイッチや配線の追加工事も必要なケースがあります。種類によっては、施工業者の現地調査を要することが多く、設置に時間がかかることがあります。スイッチや配線に不具合が発生した場合にも、施工業者を呼ぶなど手間がかかります。

なので空気清浄機の仕様をしっかりと確認しつつ、施工業者とよく打ち合わせておきましょう。また、天井設置タイプは部屋のコンセプトを乱しませんが、天井に関しては空気清浄機の形状を考慮したデザインを考えることが求められます。

加えて、メンテナンスが困難であることもデメリットです。空気清浄機の空気清浄メカニズムは、本体に部屋の空気を取り込み、フィルターを通してホコリや、菌、ウイルスを除去し、清浄な空気を部屋に返すのが一般的です。フィルターが空気清浄機の肝であり、性能維持のためには定期的な清掃、交換を行わなければなりません。床置きタイプは容易にフィルターにアクセスできますが、天井設置タイプは脚立やはしごを使い交換作業をするため、危険を伴います。

テーブルタイプの特徴

テーブルタイプは、テーブルと一体化した形状が特徴です。テーブルの内部に空気清浄機が内蔵されているため、空気清浄機であることを意識せず簡易テーブルとして使用可能です。人間と空気清浄機が接近していても邪魔にならないため、たばこの副流煙対策、飛沫対策として非常に有効といえるでしょう。

テーブルタイプはテーブルの代わりに設置するだけで、設置スペースを新たに設ける必要がないのもメリットです。比較的小さめの部屋にも設置が可能であるため、休憩スペースにマッチした空気清浄機です。空気清浄機の存在を主張しないため、周囲のデザインに溶け込み、デザインを乱しません。

また、メンテナンスも容易です。天井設置タイプと違い、手が届く位置にフィルターがあるため、清掃、交換に手間取りません。

しかし、テーブル型空気清浄機は、天板に吸込口がある関係で、テーブルとしてのスペースが限られるものが多いです。適用床面積が広く、性能面では床設置タイプや天井設置タイプに劣らない一方、テーブルとしての機能が弱いため、オフィスには使いづらいです。

オフィス内に導入するのであれば、喫煙室への設置がメインとなり、簡易的な立ち話程度の利用に限ると考えられます。

まとめ

業務用空気清浄機は、用途を考えて設置しましょう。天井床置きタイプは設置が容易ですが、床へのスペースの確保が必要です。スペースを確保できれば用途が制限されにくく、加湿機能をもつ機種もあるため、万能に利用できます。天井設置タイプは、スペースをとらず周囲に調和するのが強みです。しかし、追加工事が必要になる可能性があり、メンテナンスも手間がかかります。雰囲気を重視する店舗への導入がおすすめです。テーブルタイプは設置とメンテナンスは容易ですが、オフィス、店舗にはマッチせず、喫煙室などの設置がメインとなるでしょう。空気清浄機は菌やウイルス対策に有効ですが、用途に合ったタイプを選ばないと快適に使うことができません。それぞれの特徴を考慮し、最適なタイプを選択しましょう。

おすすめの業務用空気清浄機5選!

イメージ
会社名ナノシードα(ダイオーズ)プラズマクラスター搭載 空間清浄機 クリア空感 大型(ダスキン)あまつかぜAC-15(アマノ株式会社)ナノドロン(ナノドロンジャパン)業務用 ジアイーノF-JDS70(Panasonic)
特徴独自の技術力と水溶液成分A2Care、2つの力がもたらす圧倒的に優れた作用浄化・集塵・脱臭を丸ごと解決!頼れるプラズマクラスターで空気を改善!圧倒的な風量と深紫外線UV-Cで空気を浄化、快適空間への一歩は空気質改善から!「森の空気」を実現!最高の技術で生み出した澄んだ空気を届ける空気清浄機生成された新鮮な次亜塩素酸が除菌・脱臭に高い効果をもたらす空間除菌脱臭機
詳細リンク

おすすめ関連記事

検索