空気清浄機の種類ごとの仕組みを解説!これから選ぶ人必見

公開日:2024/08/15  

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人の健康や快適な空間の実現に役立つ空気清浄機には、主に3つの種類があります。ところで、種類ごとに空気をきれいにする仕組みが異なることをご存じでしょうか。本記事では空気清浄機の種類とその仕組み、特徴や長所について解説します。空気清浄機の購入を考えている人は、この記事の内容を参考にしてください。

ファン方式空気清浄機

まず、ファン式空気清浄機の仕組みについて解説します。その名の通りファンのついた清浄機で、ファンを回転させることによって吸引した空気を、フィルターにかけて空気中のホコリや微粒子を取り除く仕組みになっています。

ファン式空気清浄機の内部に搭載されているフィルターは複数の種類があるので、順を追ってみていきましょう。

プレフィルター

大きなゴミ・ホコリ・チリなどを集めるフィルターです。前面のパネルの奥にあり、パネルを通った空気は一番最初にこのフィルターを通ります。

集塵フィルター

小さなホコリやチリを集めるフィルターです。プレフィルターが集めきれなかった微細なゴミを集める役割があります。

脱臭フィルター

活性炭による脱臭技術によって空気のにおいを浄化するフィルターです。フィルターににおいを吸着させる仕組みになっています。ファン式空気清浄機の最大のメリットは、本体サイズがコンパクトなことです。狭い部屋でもスペースを取らず邪魔にならないので、比較的手軽に空気清浄機を室内に導入できます。

また、複数のフィルターで空気を浄化する性質上、集塵能力が高い点も大きなメリットです。一方注意点として、換気機能をもたないということが挙げられます。ファンがついているので勘違いされやすいですが、空気を入れ替える効果はないのです

。室内の二酸化炭素・一酸化炭素を薄める効果はないので、空気清浄機とは別に窓を開けたり換気扇を使用したりすることで空気の循環をしましょう。また、長期間の使用で目詰まりが発生するため、定期的な手入れとフィルター交換が必須です。

電気集塵式空気清浄機

電気集塵式空気清浄機は、空気中に高圧の放電をすることで集塵する仕組みになっています。放電で空気中のチリをプラス極にし、マイナス極のフィルターに吸着させるのです。これは、静電気が発生する要因である電荷の性質を応用した仕組みです。

メリットとして、電気式であるためホコリやチリによる目詰まりの心配がなく、性能が落ちにくい特徴があります。また、定期的な洗浄で繰り返し使えるため、ほかの種類の空気清浄機より長期間使用できることも大きな利点です。

一方、電気集塵式空気清浄機は本体サイズが大きいので、場所を取りやすいデメリットがあります。サイズが大きい理由は、集塵の仕組みが複雑であるため、それらの機能を搭載する容量が必要だからです。空気清浄機の設置に大きなスペースを取るのが難しい場合は、電気集塵式空気清浄機をおすすめできません。

イオン式空気清浄機

イオン式空気清浄機は、イオンの力を利用して空気中に浮遊する微粒子の働きを失わせる仕組みになっています。これは、空気中のウイルスの除去にも役立つ仕組みです。イオン式空気清浄機はほかの種類より仕組みがシンプルであるため、価格が比較的安価です。

また、ファンがついていないため大きな音が出ません。音が気になりやすい人にとっては大きなメリットといえます。しかし、イオンの力を利用する仕組みの性質上、花粉やホコリといった直系の大きい粒子に作用しづらいというデメリットがあります。

花粉症やハウスダストアレルギーの対策に空気清浄機の購入を検討している人には向いていないといえるでしょう。ここまで、3種類の空気清浄機の仕組みについて紹介しました。それぞれに特徴があるため、自分のニーズを理解して空気清浄機を選択することが大切です。

例として、置き場所をコンパクトにおさめたい場合はファン方式空気清浄機、手入れが簡単で長期間利用したい場なら電気集塵式空気清浄機、駆動音が小さく価格が安価なものがよいならイオン式空気清浄機、といった形です。

空気清浄機を購入し使用することで自身やその場を利用する人の健康に貢献できます。自分に合った空気清浄機で、快適な部屋空間の維持を実現しましょう。

まとめ

空気清浄機は健康や快適な空間を実現するために不可欠です。ファン方式、電気集塵式、イオン式の3つの種類があり、それぞれ異なる仕組みと特徴をもっています。ファン方式はコンパクトサイズでありながら高い集塵能力をもち、手軽に部屋に導入できます。

ただし、換気機能がないことに注意し、換気を別で行うことが必要です。一方、電気集塵式は長期間使用できる耐久性があります。しかし、本体が大きいためスペースを取りやすいです。イオン式は静音性が高く価格も安価です。

ただし花粉やホコリといった大きな粒子には効果が薄いことがデメリットとして挙げられます。空気清浄機選びは、自身のニーズや環境に合わせて選ぶことが重要です。適切な空気清浄機の利用で、健康的で快適な空間を実現しましょう。

おすすめの業務用空気清浄機5選!

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