花粉やpm2.5への空気清浄機の効果は?有効な置き場所とは

公開日:2023/10/15

最終更新日:2023/06/15

花粉

花粉症でアレルギー症状が出る人にとって、スギ花粉の飛散する季節はつらいものです。花粉やpm2.5の対策として、空気清浄機の導入を検討されている人も多いのではないでしょうか。ここでは空気清浄機を購入するか迷っている方の参考になる、花粉症やpm2.5への効果や性能について、おすすめの置き場所についてご紹介します。

空気清浄機は花粉やpm2.5対策に効果はある?

空気清浄機は、花粉やPM2.5などの微小粒子を取り除くことに非常に効果的です。とくに、HEPAフィルターを備えた空気清浄機は、0.3マイクロメートル以下の微小粒子を、99.97%以上取り除くことができます。

そのため、花粉症やアレルギー症状を引き起こす花粉や、大気中に浮遊する微小粒子であるPM2.5に対して効果的な対策として使用されます。ちなみに、スギ花粉の粒子は約30マイクロメートルと言われています。つまり花粉に対しては、十分な効果を発揮することが期待できます。

ただし、空気清浄機が完全に花粉やPM2.5を取り除くわけではありません。空気清浄機が取り除くことができる微小粒子の大きさには、限界があります。また、部屋の大きさや空気の流れによっても、取り除くことができる量が異なります。

空気清浄機の性能によっても、取り除くことができる微小粒子の種類や量が異なるため、適切な空気清浄機を選ぶことが重要です。

集じん性能を確認しよう

空気清浄機には、一般的にファン式とイオン式の2つのタイプがあります。ファン式空気清浄機は、空気をファンで吸い込み、フィルターを通して清潔な空気を吹き出す方式です。

ファンが空気を強制的に循環させるため、部屋全体の空気を効果的に循環させ、大量の粒子や微粒子を捕集することができます。このタイプの空気清浄機は、部屋全体の空気を循環させるため、とくに大きな部屋に向いています。ファン式はイオン式よりも集じん性能が高く、花粉対策に向いています。

一方、イオン式空気清浄機は、空気中にマイナスイオンを放出することによって、粒子や微粒子を取り除く方法です。マイナスイオンは、空気中の浮遊微粒子に付着し、重力によって床や壁に落下させます。イオン式はフィルターを使わないので、ランニングコストもかかりません。

ただ、イオン式空気清浄機は、一度に取り除くことができる微粒子の量が限られており、花粉を取り除く能力も低くなります。空気清浄機の集じん性能とは、空気中の微小な粒子を取り除く能力を表す指標です。

これは、清浄機が取り除くことができる最小の微粒子サイズを示す「最小集塵粒子径」または「最小捕集粒子径」を基準に測定されます。この指標は、清浄機のフィルターや電気集じん装置の性能、空気流量などによって決まります。

集じん性能が高い空気清浄機は、より小さな微粒子まで効率的に取り除くことができるため、空気中の汚染物質をより効果的に取り除くことが可能です。集じん性能は、清浄機を選ぶ際に重要な指標の1つですが、単にこの数値だけで性能を判断することはできません。

実際の使用状況によって異なるため、各メーカーが独自に定めた評価基準によって、測定される場合があります。また、集じん性能以外にも、清浄機の消費電力、騒音レベル、フィルター交換の頻度やコストなども考慮して、空気清浄機を選んでください。

花粉症対策に有効な置き場所とは?

花粉症対策に有効な空気清浄機の置き場所は、できるだけ花粉の多い外気から遠ざけ、室内の空気を循環させる場所が望ましいです。玄関や入り口付近に設置すると、花粉やPM2.5が室内に入り込むのを防ぐため、花粉症対策として有効です。

家族が外から帰ってきた際に、衣服や髪についた花粉を除去することもできます。寝室は、花粉が体内に入り込むことを最小限に抑えることができるので、おすすめの置き場所です。

とくに、夜間の睡眠中に、花粉が体内に入ることを防いでくれるので、寝室に空気清浄機を置くことで睡眠を快適にすることができます。家族が集まるリビングルームに置くことで、室内の空気を循環させることができます。また、花粉症の症状を抱える人も、リビングでくつろぐことができるようになります。

勉強部屋など長時間過ごす部屋に置くと、集中力を高められます。花粉症の症状があると、勉強や仕事に集中することが難しくなりますが、対策として空気清浄機を設置することで、快適な学習や仕事環境を実現できます。

花粉は下のほうに貯まるので、なるべく床に近い場所におくと、より効果的です。また、エアコンの対角線上に設置すると、空気の流れを作ることができます。空気清浄機の周囲にものを置くと、効果が半減してしまうので気をつけてください。

まとめ

空気清浄機は、HEPAフィルター搭載で集じん性能が高い製品を選べば、確実に室内から花粉の原因となる粒子を減らしてくれます。玄関、部屋の出入り口、エアコンの対角線上、床の近くなど効果的な場所に置くことで、より効果を発揮します。

ただ、空気清浄機だけで花粉を完全に除去することはできません。アウターはレザーなど花粉がつきにくい素材にする、こまめに床を水拭きする、洗濯ものを外に干さないなどの対策も同時に行うとよいでしょう。こちらで紹介した内容も参考に花粉シーズンを乗り越えてください。

おすすめの業務用空気清浄機5選!

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